2012年08月22日
干しなすのなべしぎ
昨日、ご紹介しました干し野菜の”干しなす”を使って、なべしぎを作りました。
干し野菜につきましては、「干し野菜のススメ」をご覧くださいね。
干しなすは、セミドライで使用します。
今回は、4時間くらいは干していますが、もっと短くても大丈夫です。
この写真のなすは、ちょっと干しすぎかな(笑)
野菜を干すと、水分が抜けるので小さくなります。
ですから、普段の料理の使用量より倍量ぐらい使ってちょうど良いくらいです。
例えば、なす5本位を使用する料理の場合、干しなすでは10本位の量のなすを一度に使います。
夏野菜は、いつの間にか増えますので、消費に一役買うことができます。
なおかつ、生で食べるなすよりも、とっても美味しく旨味を感じることができますので、お勧めです。
旨味が増していますので、味付けも普段よりも薄めでOKです。
また味付けには、甘酒を使っていますので野菜の旨味がさらに増しますし、麹効果でも薄味が期待できますよ。
この料理では、なすを油でいったん揚げます。
なすは油を吸いますので、生のなすを使うとかなりの油を使いますが、干しなすの場合には少量で十分です。
カロリーを抑えることもできますね!
最後に、干す際に、どんな料理に使うのかを考えてその大きさに切ってから干しましょう。
そうしておけば、そのまま料理に使えます。
なすの場合は、料理しようと思うと、水に浸けてあく抜きをし、特に油で揚げるなら水分を拭き取ったりと意外と面倒な作業が多いでよね。
でも、干しなすにしておけば、忙しい時間帯に余計な下ごしらえは必要ないので楽ですよ。
朝、ちゃちゃっと洗って切って干し、お子さんとおでかけ→帰ってきたら一緒にひっくり返す(こんな作業も結構、楽しいです)→洗濯物と一緒に取り込む→夕飯の支度でそのまま使える!
これは、便利です!
<材料>4人分
干しなす 10本
ピーマン 4コ
長ネギ 2~3本
サラダ油 大さじ3~4
[味噌だれ]
みそ 大さじ3
酒 大さじ2
甘酒 大さじ2
みりん 大さじ1
水 1/4カップ
<作り方>
①なす10本は、乱切りにし、ざるなどに並べ、天日に干して、干しなすを作っておく
②ピーマンは乱切りにし、長ネギは3cm位の長さに切る
③味噌だれの材料を全て器に入れ混ぜ合わせておく
④フライパンにサラダ油を入れ火にかけ温める
⑤①をフライパンに入れ軽く混ぜ合わせながら揚げる
⑥こんがりとしてきたら⑤を器にあける
この時、お皿にキッチンペーパーを敷き、その上にあけ、余分な油を吸い取っておく
⑦⑥のフライパンをそのまま火にかけ、②を入れ中火で軽く炒めわせる
⑧弱火にし、⑥を⑦に戻し入れ、③を全部入れ混ぜ合わせ、ふたをして5~6分火にかける
⑨器に盛ってできあがり
⑤のなすを揚げる際ですが、焦げやすいので注意してくださいね。
①のなすの干し具合によって、味付けが多少変わりますので最後に、味を調えてくださいね。
生のなすと比べて、お味の方は、いかがでしたか。
干しなすは、ねっとりと甘く、とっても美味しかったですよね

Posted by ふうお at 01:07│Comments(0)
│麹を使ったおかず